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メタボリックシンドロームの予防

米国でも人種によって差があります。糖尿病が非常に問題になっているメキシコ系アメリカ人は、メタボリックシンドロームの頻度が白人よりもずっと高く、約32%にも上ります。日本人も糖尿病が非常に多くなり、患者のBMIは23〜24ぐらいが平均ですが、欧米人ですと28〜29です。だから、人種によって閾値が違い、日本人のような民族は倹約遺伝子の影響を受けやすいと言えます。

その頃から日本人の肥満度は、40代を中心に急激に多くなり、コレステロール値も上昇して動脈硬化性疾患が増えてきます。そんな中で肥満との関係が大きくクローズアップされてきたのです。肥満対策を大きくあげた国家プロジェクト「健康日本21」もうまくいかずに、現実には増加している状況でした。その中で、メタボリックシンドロームは、内臓脂肪という科学的な根拠をもって、お腹の胴回りというわかりやすい目標値を設定しましたので、国レベルの健康施策として受け入れられているのでしょう。肥満の帰結としての動脈硬化症を予防できるとなれば、国民の健康とともに医療費の削減にもつながるわけです。

高脂肪食のみの餌を与えたネズミと、杜仲茶を配合した餌を与えたネズミの比較で、体重と内臓脂肪の増加抑制作用、動脈硬化の予防作用のあるアデポネクチンの分泌促進作用、血糖値の増加を伴わないインスリン量の低下作用が確認されています。

やはり食事は腹八分目にして一日3度きちんと摂ることが生活習慣病を防止の近道です。よく噛み、ゆっくり食べる、肥満の方に多いのが、早食いです。食事を取ると血中のブドウ糖が増え遊離脂肪酸が急速に減少し脳の視床下部の満腹中枢に「食事はいらない」サインを出します。このサインは食事を開始してから10分〜15分で出る仕組みになっているので早食いの方は満腹のサインが出たときはすでに必要量を越えた食事になってしまうため肥満になりやすい。

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この記事のカテゴリーは「メタボリックシンドローム」です。2007年09月11日に更新しました。

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