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メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドローム(代謝症候群)とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上を合併した状態を言います。WHO、アメリカ合衆国、日本では診断基準が異なるため注意が必要です。以前からシンドロームX、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと称されてきた病態を統合整理した概念です。

その頃から日本人の肥満度は、40代を中心に急激に多くなり、コレステロール値も上昇して動脈硬化性疾患が増えてきます。そんな中で肥満との関係が大きくクローズアップされてきたのです。肥満対策を大きくあげた国家プロジェクト「健康日本21」もうまくいかずに、現実には増加している状況でした。その中で、メタボリックシンドロームは、内臓脂肪という科学的な根拠をもって、お腹の胴回りというわかりやすい目標値を設定しましたので、国レベルの健康施策として受け入れられているのでしょう。肥満の帰結としての動脈硬化症を予防できるとなれば、国民の健康とともに医療費の削減にもつながるわけです。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防する「アディポネクチン」の仕組みが解明されたそうです。マウス実験のレベルですが、「アディポネクチン」が体内で作用するメカニズムはメタボリックシンドロームの根本的治療の可能性があるということです。「アディポネクチン」は脂肪細胞から出るホルモンでインスリンの働きを助ける物質です。脂肪細胞が肥大化(メタボ化)しますと、この「アディポネクチン」が低下して糖尿病などのリスクが高まります。

研究チームは「アディポネクチン」と結合する2種の受動体が血糖制御や脂肪代謝さらにはインスリン抵抗性を改善させると発表しています。日本人は欧米人より和食が多いにもかかわらず、メタボリックシンドロームや予備軍が多いのは、日本人は遺伝的に40%が「アディポネクチン」の少ない体質であることが原因で、運動不足や生活習慣によるメタボリックシンドロームが増加したということです。2種の受動体と同じように働く治療薬の開発が待たれるところですが、遺伝的要因にも効果があるメタボリックシンドロームの根本的治療につながるとして期待されています。

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この記事のカテゴリーは「メタボリックシンドローム」です。2007年09月11日に更新しました。

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